Law and Order シーズン 3

Law & Order 3-5 Wedded Bliss 「ドレスに潜む闇」

Sweatshop = 社会的弱者を安い賃金と劣悪な条件で働かせる縫製工場の話。「善良そうな夫婦が裏部屋にダッハウを隠しているなんて誰も信じたがらない」とストーンが、「奴隷制?今は20世紀だと思っていたが」とシフが言ってましたが、21世紀になっても同じこ…

Law & Order 3-21 Manhood 「無情という名の動機」 ふたたび

このエピソードについては以前の記事で、主にモリアーティが自分で書いたという最終弁論について話しましたが、脚本もエミー賞候補になるだけあって面白いのでもう一度取り上げたいと思いました。ゲイへの偏見をテーマにした社会派ストーリー。かつ警官が殺…

Law & Order 3-19 Virus 「コンピューター・ウィルス」

明日の放送予定分です。コンピュータ・ウィルスが目新しかった時代の話でしょうか?モデムが「ピーガー」って鳴る音、久しぶりに聞きました。ただ道具立ては新しいけど、主題は父と子の絆。それから医療ミス訴訟の難しさ。それと、自分の仕掛けが思わぬ方向…

Law & Order 3-16 Jurisdiction 「裁きの権限」

復活しました!きょう再放送していたこのエピソード、前から感想を書きたかったのでさっそく。話は面白いしゲストは豪華。証言台のストーンとか、見どころがたくさんあります。私の一押しはエレベータ前の"Sure" .....異論はたくさんありましょうが、ここは…

Law & Order 3-13 Night and Fog  「ホロコーストの生き残り」 2/2

民事裁判所にて、スタインメッツまたはスクルマンの身柄引き渡しをめぐって、連邦対ニューヨーク州。ここでも greater evil(より大きな悪)という語が出てきます。一人の殺人と、数百、数千の人々の死を比べると、後者の方が大きい悪だと言えるのでしょうか…

Law & Order 3-13 Night and Fog  「ホロコーストの生き残り」 1/2

このところシーズン3が気に入ってます。その中でも、このエピソード(原題『夜と霧』)はテーマが重くて内容も濃く、キャストの演技も力が入っている。特にマイケル・モリアーティは思い入れを持っていたと思います。彼は1978年のテレビシリーズ『ホロコース…

Law & Order 3-18 Animal Instinct  「愛の幻想」

恋愛妄想のある女性がストーカーと化し、相手の奥さんを殺す話。犯人役の演技以外、そんなに面白い話でもなかったんですが、ある場面だけ気になってます。犯人はただのストーカーじゃなく素人法律家で、証言台でひと芝居打って検察を陥れるだけの法律知識と…

Law & Order 3-9 Point of View  「揺らいだ中立性」

週末に再放送してた分です。話はわりと地味だけど、内容は盛り沢山な濃いエピソードだと思いました。いくつもの要素をみっちりと詰め込んであるので何度か見直さないといけなかったし、そのたびに新しい発見がありました。ブリスコー刑事が登場し、彼のキャ…

Law & Order 3-4 The Corporate Veil  「ファミリー・ビジネス」

DVDで見たときは話が二転三転するので途中でついていけなくなったエピソードです。ストーンのふくれ面が可愛くて印象に残った程度でした。きょう字幕版の放送を見てやっとストーリーが把握できました。なかなか面白いじゃないですか!ペースメーカーの不具合…

Law & Order 3-7 Self Defense  「撃つ権利」

昨日の記事からのつながりで、憲法修正第2条が話題になったストーリーがどこかにあったな・・・と思って探してきました。セレッタ降板の前振りエピソードのようです。「警官による正当防衛事件の専門家」ということにしてストーンと対立させ、法廷で証言も…

Law & Order 3-21 Manhood  「無情という名の動機」

エピソード3-21 "Manhood" は、ホモセクシュアルの警官がそのために仲間から罠にかけられる話。危険な現場で孤立させられ、応援を求めて叫びながら撃たれてしまう巡査の悲劇を覚えている方も多いと思います。このエピソードは93年のエミー賞ドラマシリーズ部…

Law & Order 3-15 Mother Love  「母の愛」

私にとってはストーンのネクタイ緩めだけでひと記事書けるエピソードなのですが、もちろん眼目はそんなことじゃなく、母親役の女優さん、メアリ・アリスの見事な演技でしょう。やはりTVが中心の人で、サム・ウォーターストンの"I'll Fly Away"にも何度か出…