"Dark Tower"

 
これ、注文したばかりでまだ届いておりません。1989年のホラー作品。スティーブン・キングの『ダーク・タワー』とは無関係。前記事のモリアーティソンでレビューの予定に入ってたらしいんですが、ヒトラーのせいで筆者Rossがやめちゃってお蔵入りに。では私がレビューしてやろうじゃないか!と思ったんですが、いざ見たらやっぱりへろへろとなって書く気は起らないかも。だって、突っ込みどころ満載なのはRossのお墨付きだし。

それよりもIMDbのユーザーレビューであまりにもけなされてるのでそっちの方が面白い(笑)

マイケル・モリアーティほどの俳優がなぜこんな作品で時間を無駄にしているんだろう?」  

あー、これと同じ感想、"Return to Salem's Lot"でもみかけました。


「この作品で観る価値があるとしたらマイケル・モリアーティの演技だけ。彼の名前はオープニング・タイトルでMoriarityと誤記されている。そのせいか、彼は台詞の合間に今にも笑い出しそうに見える時がある」  

気がつくと笑っている口許、は、この作品に限らずいつもだと思いますが・・・。誤植はレア物なので見てみたい。モリアリティ。ちなみに、ユーザー評の中にもMoriarityと綴っている人がいる。きっと、クレジットタイトルを見てそう覚えちゃった被害者でしょう(笑)


マイケル・モリアーティは才能ある役者とはいえない。彼はいつもコミュニケーションに問題があるように見える」  

ううむ、コミュニケーションについては同意しなくもない。ただし演技じゃなく実生活での話だけど。


「この作品を観る理由は二つしかない。マイケル・モリアーティとケビン・マカーシーだ ・・・ モリアーティは才能ある役者だが、この作品ではその才能が明らかといえるかどうか。彼はラリー・コーエン作品のように妙なキャラクターも演じられるし、シリアスな役で賞をとったりハリウッドのビッグネームと共演することもできる。ここではその中間」

私が一番気に入った評がこの次です。

「平凡な幽霊話がキャストで救われてる ・・・ モリアーティの強烈な存在感には引きつけられる。自分は彼が延々と塀のペンキ塗りをしている映画でも楽しめる自信がある」

こ、これは!そんな映画があったら、見てみたいですよ私も。二時間だろうが三時間だろうが見ます。端から塗り始めて、途中しばらく消えたりしながらも淡々と塗り続け、最後まで塗り終えたらやっぱり淡々と去っていくところ。


ストーリーの方は、イタリアだかスペインだかに新しく建ったモダンな高層ビルが実は呪われてて、相次ぐ転落事故を調査するために雇われたのがモリアーティのキャラ。それにビルの設計者(美人)とか霊媒とかがからんで・・・という話らしい。 さて、届いたらちゃんと見てレビューする気になるかどうか。期待されませんよう・・・(笑)