Law & Order 食べ物シリーズ 前編

 
Law & Order食べ物シリーズ、その1。シーズン1と2です。ところが最初の頃は誰も何も食べてないんです・・・「食事している設定のシーン」はあるけど、実際に口には運んでないんですよ。これは少し意外でした。
 
1-1 「死の処方」 ストーンとロビネット、小さいレストランで昼食中。ウェイターがシュリンプサラダかなんかをテーブルに置く。失礼な態度の被告弁護人(紹介されたロビネットが立ち上がろうとしたのに無視!)がやってきてあれこれ言うので、食べるシーンはなし。

1-4 「死に至るキス」 ストーン&ロビネット、オフィスで証拠を調査中。机に食べ物の包み紙と紙コップ二つ、空のプラスチックボトルが見える。

1-14 「レイプの真相」 遠景にブルックリン・ブリッジが見える街角で、ロビネットが新聞社の情報源と会っている場面。屋台でランチを買って奢ってる。屋台の看板にBeef Franks と ***ls & Kebabs と読めます。ソーセージにケバブ、がっつり系みたいですね(***は何だろう?)。でも二人とも口にするところは映ってない。ストーンとレストランのテーブルで書類を拡げて話しているシーンもあるけど、食べ終わった後みたい。

1-16 「欲望の奔流 後篇」話の中ほどで、グリービー&ローガンがクレイゲンと喋ってる場面。グリービーがプレッツェルの切れ端かなんか手に持って齧ってる!食べてるところが映るのは初めてだと思う。本当にちっちゃな切れ端なので、ジョージ・ズンザのアドリブじゃないかと思います。これが内部的に好評だったのか、次の2エピソードでは急にみんな食べだします(笑)

1-17 「ゲーム・マスター」 裁判所前でロビネットが熱々のプレッツェルを買う。人気の場面ですね。寒そうな日なので特においしそうです。シフは手を振って断っているように見えますが、でも目で追ってる(笑) ストーンは一切れ取ってさっそく齧りつき、ずっと食べながら喋ってる。ロビネットはもっと慎重に、自分の長いセリフが終わってから食べてるような気がします。

1-18 「報復と制裁」 開始早々、グリービーとローガンが街角で。ローガン公衆電話をかけている。グリービー、左手にローガンのホットドッグを持ち、右手で持った自分のサンドイッチ(サワークラウトかなんかたくさん入ってるらしい)に齧りついてる。電話を終えたローガンもホットドッグを受け取ってかぶりつく。やっぱり戸外で食べるのは刑事組の方が似合います。


シーズン2になると、3回に1回くらいは食べるシーンが出てきます。

2-1 「自白の行方」 ストーン、デスクで書類を見ながら片手に持った林檎をかじっております。豪快にがぶり、というよりは、なんだかショリショリと食べていて可愛いんです。マックス・グリービーが殺されてから間もない場面で不謹慎にもみえるけど、食事の暇も惜しんで働いてるという設定なんだろうか。

2-2 「愛の代価」 セレッタ&ローガン、どこかの公園にて。セレッタ、「ニューヨークで一番うまいホットドッグ」を一口食べて残りをローガンにやってしまう。そして「この辺だとアントニオズが近い、カラマリを食べに行こう」 ローガン「墨を吐く生き物なんか食うもんか」 ・・・イカ嫌いなのか、ローガン。まあイカ・タコを食べるのは地中海の文化だからなぁ。

2-9 「断たれた想い」 夜、オフィスでロビネットと喋りながら、ストーンだけサンドイッチをもぐもぐ。食べながら喋るの、得意なのかしら(笑)

2-10 「虚構の楽園」 シフのオフィスで三人。シフだけアルミフォイルに包んだサンドイッチを。どこかにシフ専用冷蔵庫もあるんですよね。

2-16 「目には目を」 猟奇連続殺人の話。これもシフのオフィスで三人のシーン、みんな一応食べてる風だけど、やっぱりサンドイッチを口いっぱいに頬張ったまま喋ってるのはストーンだけ。

2-17 「いたわりの心」 昼間、シフの部屋、シフだけサンドイッチのお食事中。ここのところ検事組ばっかりです。

2-22 「虐げられる人々」 ローガン&セレッタ、屋台でホットドッグを買って食べてます。おやセレッタ、ローガンに影響されてホットドッグ食べるようになったの?で、ローガンはイカ食べられるようになったのかしら。


どうもこのころは、警察組=ホットドッグ、検察組=サンドイッチと決まっているみたいで。お箸が出てくるのはもう少し後のようです。そしてマイケル・モリアーティ、「俺は食べながらでも滑舌いいんだぜ」といわんばかりに食べております(口、小さいくせに)。スティーブン・ヒルも結構喋りながら食べてますから、二人してリチャード・ブルックスに「どうだ!ベテラン俳優の技を思い知ったか」と見せつけてるのかも・・・(笑)