マイケル・モリアーティ Law & Order 以降

降板騒動後のマイケル・モリアーティの様子を書いていなかったので、やってみます。
いま全部の資料(そんな偉そうなもんじゃなくて、ウェブのリンクとかだけど)が手元にないのであとで補足するかもしれませんが・・・

1994     Law & Order でエミー賞ゴールデングローブ賞主演男優賞候補
1994     『マイ・フェア・レディ』舞台 ヒギンズ教授役
1995     カナダへ”亡命”
1996     『戦火の勇気』映画
1997     "The Gift of Stern Angels" (自伝)
1997     "The Voyeur: A J.C. Kaminer Mystery" (小説)
1997     ハリファックスで泥酔して勾留される
1997-1999  『サイファクター 超常現象特捜隊』TVシリーズ
2000     バンクーバーで暴行容疑で逮捕(不起訴)
2001     『スパイダー』映画 
2001     『DEAN/ディーン』TV映画 
2002     上記でエミー賞助演男優賞受賞
2002     バンクーバーのバーで乱闘に巻き込まれ、重傷を負う
2004     『4400フォーティフォー・ハンドレッド』TVシリーズ
2004     AAの助けを得て断酒
2006     『マスターズ・オブ・ホラー』TVシリーズ ラリー・コーエン作品 
2007     "Hitler Meets Christ" 映画 脚本・主演・挿入歌
2007     心臓手術を受ける



・・・・・作品名とニュースをわざと区別せずに並べてみましたが、どんな生活を送ってたのか何となくお分かりいただけるかと思います。映画などの作品名は、主にメジャーで日本版が出てるものを抜粋しました。これで4分の1くらいしかあげてなくて、実際はもっとあります。滅茶苦茶な生活の合間に、2007年までコンスタントに仕事をしている様子がうかがえます。99%脇役ですが。ハリウッドではアル中・ジャンキー・暴力沙汰は珍しくないとはいえ、こんな状態でもオファーがあるのが驚きです。もともと性格俳優として重宝されてたのが続いていたということなんでしょうが。それにL&Oのネームバリューもあっただろうし。

公開年からいうと2011年の"The Yellow Wallpaper"という映画が最新作になるのでしょうが、撮影してからなかなか公開されなかったらしいというだけで、いつ頃撮られたものなのかわかりませんでした。(追記:リィンさん情報によると2006年撮影らしいので、リストから外しました。また、2012年公開予定だという"The Sons of Summer"という映画の噂がありますが、本人は出演を否定してます。)

この中で主演は"Hitler Meets Christ" しかないようです。脚本と主演が自分で、プロデューサーの一人に当時のガールフレンドの名前が挙がってますから、自主制作に近いのだろうと想像してます。

この期間にパートナーの名前は4人出てきます。"The Has Been" のローレンス・モントルーは離婚5回で「最後はゲイに転向することも考えた」とか言ってましたが、もう70なんだからいいじゃん・・・という気持ちはないらしいです(笑)

それと、8月5日の記事で、"The Has Been"が書かれた年代をウェブサイトの日付から1996年から2006年としましたが、2002年から2006年までに絞れると思います。モントルーが大きな賞を受賞し、その後に暴行を受け重傷を負うという描写があるためです。モントルーと違い、モリアーティはこの事件を生き延びました・・・TG.