痛い目にあう

 
痛い目にあう上級検事補たち、の話です。怪我してたり襲われたりするところは、ファンにとってはどうしても目が離せないし、反則に近いんじゃないかと思いますが、そういうところを集めてみました。

ベン・ストーンは1-3「死神の使い」(放送では1-4)でいきなり殴られます。検事には珍しいアクションシーンも驚きですが、その後の痛そうな演技が妙に真に迫っています。グリービーとの会話も笑えます。

How's the jaw?  
顎はどうだ?
Only hurts when I prosecute. I'm keeping out of the courthouse until swelling is down. 
起訴するときだけ痛むんだよ。腫れがおさまるまで裁判所には近づかないつもりだ。

え、顔が腫れてたら恥ずかしくて法廷に立てない?・・・そんなぁ、どこのお嬢様ですか。

2-13「知略の攻防」ではロブに跳びついて手首を骨折、という設定で腕を吊っています*1。「一見、冷静・冷徹なのに実はすぐ熱くなってしまう性格」、というテーマをよく体現している姿。ロビネット相手にすねてコーヒーを飲んでいる場面は、怪我と敗北感が重なって女性ファンには抗いがたいです。(またモリアーティがこういうのが上手いのだ)

ジャック・マッコイはフィジカルに痛い目にはあってないかな?7-1「カラクリ」でセクハラ判事に反抗して法廷侮辱罪で逮捕される場面でも、手錠をかけられるときはちゃんと威厳を保って両腕を差し出してました。前にも一度書きましたが、ベン・ストーンもやってほしかった・・・彼の場合は後ろ手にかけられるのが似合うと思うんです。(だから、何言ってるんだか)

16-9「法に罪あり」はコワーイ話。証人皆殺しをたくらむ大量殺人犯のリストに、ジャック・マッコイの名が・・・。銃撃の後で階段に座り込むところは、私の覚えている限り、マッコイのアクションシーンに一番近いものかと。(このエピソードのディレクターは、シーズン10でエグゼクティブ・プロデューサーを引退したエドシェリンです。話のスピード感はさすが、という感じ)

マイク・カッターは19-21「スパイを殺せ」でバイポーラー・ローラーの頭突きを受けてました。白ハンカチで顔を押さえて出ていくところとか、そのあと手当を受けて絆創膏を貼っているところがどっちも保護本能を刺激・・・しかし、彼の場合は具体的な目的があって攻撃を誘ったわけで、よく考えるとあんまり同情できない(笑)

そして何といってもLaw & Order 全シーズン中、一番のけれん味たっぷりなシーンは、19-9「偽証による殺人」のトイレ襲撃事件でありましょう。話がどんなだったか思い出せないのに、そのシーンだけ覚えているというのは、ある意味正しいファン道かもしれませんが(笑) なぜ裁判後に検事が襲われるのか、なぜトイレなのか、その必然性は・・・?誰か教えてください〜
 
 

*1:これ、字幕では「テニスで」としか訳されていないので伏線がわからなくなってますね