Law & Order 10-24 Vaya Con Dios 「正義の行方」

 
野心的なストーリー、ワシントンDCへの遠征に最高裁での弁論合戦、サスペンデッドなエンディングと、シーズンフィナーレにふさわしく豪華なエピソードでした・・・ただしこの記事は感想じゃなく、マイケル絡みのトリビアだけです。

エンドロールを見ていて、エグゼクティブ・プロデューサーのエドシェリンがカメオ出演していたのを知りました。役名がChief Justice(主任判事)となっています。最高裁でのシーンで判事は9人並んでましたが、うち台詞のあるのは3人だけでした。シェリンの役は中央に座っていてマッコイに質問をした判事だと思います。

シェリンはシーズン2-2「愛の代価」からLaw & Orderにディレクターとして加わり、2000年までエグゼクティブ・プロデューサーでした。1930年生まれだから当時70歳、プロデューサーとしてはこの作品で引退したようです。その記念の出演だったのかもしれません。(ディレクターとしてはその後もL&Oの数エピソードや他作品を担当。)

普段はよく見もしないエンドロールでなぜ彼の名前が目についたかというと、この人はMy Old Man's Place で紹介した、マイケル・モリアーティの映画デビュー作品の監督だったからです。そう、マイケルのお尻を撮った人(笑)

[追記:マイケルがトニー賞を獲った1974年のブロードウェイの舞台 "Find Your Way Home" 、これの演出もエドシェリンだったようです。IBDbより]


まったくの偶然だけど、エドシェリン引退エピソードの放映の翌日が、モリアーティ出演エピソードの最後の再放送とは、ちょっとしみじみしちゃいました。


それとは別に、シェリンの情報を調べるのにIMDbを見ていたら、アメリカのテレビ番組表もあるのに気がつきました。見ているとTNTスパドラと同じようにL&O専門チャンネルと化しております。たとえばきのうの日曜は朝の4時と5時にシーズン1を2話、続いて6時から13時までシーズン8のエピソードを7話連続放送です。すごっ!しかも早朝の枠は帯放送のようだし、週末は毎週こんなペースで放送しているらしい。やっぱり、本国の環境はうらやましいぞ。