Law & Order シーズン1チェックポイント!

 
Law & Order 一挙放送企画に反応して、シーズン1・ベストエピソードを決めようかと思ったんだけど、自分一人で決めてもしょうがないし、どれも甲乙つけがたいのであきらめました(笑)

そのかわり、ストーンで印象に残っている場面のほかに、今までメモしたけど記事にするまでもない細かいツッコミどころをかき集めてきました。どれもまったくの独断なので、ここも面白いよ〜という程度です。「いや、このエピはやっぱりこの場面で決まり」「ここは見逃すな!」というこだわりがあれば、ぜひお教えくださると嬉しいです。

1-1 『死の処方』 いわゆるグーフ(編集ミス)だと思うんですが、裁判のあと、オースター医師が法廷のドアから出てくるとマスコミが待ち構えていて、その後からストーンとロビネットが続いて出てきている。だけど次のシーンではストーンはまだ法廷内にいて、書類を整理している。忘れ物を取りに戻ったとでも(笑) もしかすると、この最後の場面(グリービーとの会話)はモリアーティが言い出してあとから付け足したのかもしれません。

1-2 『隠された過去』 こちらの記事で。これはやっぱりシャンバラ・グリーンとのやりとりですよねぇ

1-3 『死神の使い』 ラストシーンで、被告弁護人がストーンの様子に不審をいだき「検事局の秘書がうちに電話してきたのは、誰の指示かしら」というと、「調べないと」ととぼけるストーン。弁護人もそれで真相に気がついて呆れているのがいいですね。

1-4 『死に至るキス』 バーでの聞き込みの場面で、バーテンダーが「被害者はレモンを添えたリレをロックで飲んでた」という。リレとは、調べると柑橘系のリキュールのようです。どれくらいポピュラーなのか知らないけれど、後年のモリアーティが自分の好みと言ってます。えらく甘ったるそうで、そんなものをよく依存症になるまで飲めたものだと思いますが・・・

1-5 『冤罪』 ごぞんじ、競売のシーンが一番でしょうが、そのほかにストーン、なぜか歯が痛そうです。1-3で殴られたところの歯がまだ浮いてるって演技なのか?それとも歯が悪かったのはモリアーティの方なのか?

1-6 『消された運び屋』 ストーン初登場のシーンで、オフィスにあるロバート・ケネディのポスターに注目。1回限りの検事長、アルフレッド・ウェントワースのオフィスにはJFKの肖像があります。

1-7 『執念の追及』 ストーンが青い魔法瓶からコーヒーを注いで、アダム・シフにすすめてます。実は「コーヒーをポットに入れて持ち歩く」のは、コーヒー中毒だったモリアーティ自身の習慣らしい(彼の小説 The Voyeur の主人公がやっている)。

1-8 『堕ちたヒーロー』 やっぱり最後のグリービーとの会話でしょうね。

1-9 『親失格』 ストーン・ベストエピソードでもいいと思う。あとはシャンバラと喋ってるときの嬉しそうな顔・・・

1-10 『愛の虜』 サディストの女王様に会いに行った後の台詞、「彼女は私を支配する気だ。やってみろっていうんだ」負けず嫌いですねぇ。(そう言いながら、通りすがりの誰かに会釈してる。何なんだ)

1-11 『終わらない憎しみ』 やっぱり5人で並んでるシーン。

1-12 『生命の行方』 法廷シーンが面白い。あと、pro-lifeの立場をここではっきり言ってる。

1-13 『もうひとつの顔』 さいごに大陪審で演説してるところ。

1-14 『レイプの真相』 このエピソードは警察チームに注目!

1-15 『欲望の奔流 前篇』 なんといっても「ドン・コルレオーネの部屋」と、最後にバルコニーから見下ろすシーンです。

1-16 『欲望の奔流 後篇』 靴下たくし上げも気になりますが、やっぱりタキシードですよね。

1-17 『ゲーム・マスター』 ストーンが不動産屋を脅すシーンが出色。それと、このエピソードはダン・フロレクのお気に入りだそうです。

1-18 『報復と制裁』 チェット・バートン相手に素直に笑うところ。ベン・ストーンのこの顔は貴重です

1-19 『闇に光る牙』 ストーンが被告の一人との取引で「ニューヨーク郡(=マンハッタン)では起訴しない」ってしつこく言ってたところ。これを弁護人がニューヨーク市と解釈したのかどうか、ともかく安全だと思ったなら、だまされた方が悪いんです。絶対ブルックリン(=キングス郡)でやらせるつもりだ…と思ってたらその通りでした。

1-20 『テロリストの悲劇』 家族を皆殺しにされたイギリス人女性の証人への対応が人気のようです。私は、ストーンがアイルランドの歴史についてシフにレクチャーするところが面白かった。マイケル・コリンズアイルランド独立戦争当時の政治家)やロバート・エメット(18世紀の独立運動家)について祖母ちゃんからさんざん聞かされた、と言っているところ。

1-21 『愛情とエゴイズム』 億万長者を起訴すると、弁護士がシフに文句を言いにくる。その背後で、フォーカス来ていないのにストーンがロビネットと一生懸命芝居をしているところ。

1-22 『汚れた手』 ストーンとシフが、汚職警官が議員から家を安く手に入れた話をしているところ。"And that's not a good deal, that's a bribe." 何度見ても、なぜそこで笑ってるのかわからない?!でも笑った顔が可愛いからいいけど。


**********


実は私、ぶっとおし放送の間は出かけていて見られないんです(泣)でも今度もDVDはしっかり持って行って見る体勢はととのえてあります!