Law & Order 19-21 Skate or Die  「スパイを殺せ」

 
はい、シーズン19です。エビ事件が気になって二か国語版を見直したら、カッターのスパイ演技が気に入ったエピソードだったのを思い出しました。

検死官エリザベス・ロジャーズ登場、健在ですね。それと、みんなが使ってるのがブラックベリー。ケイタイすらないシーズン1〜4ばかり観ていた後だとつい笑ってしまいます。容疑者バイポーラー・ローラー(本当は双極性障害じゃなく、統合失調症だと言ってたけど)のジョナ。バーナードのタックル、ラインバッカーとして相当鳴らしたとみた。ジョナをTシャツビジネスに利用してる兄弟に疑いを抱く検察組。

兄弟を起訴すべく大陪審でジョナを証言させるけど、妄想全開で全然だめ。月曜の再質問までに正気に戻さなければ。そのためには投薬が必要。カッターには何か策があるようです。

イカーズ島まで会いに行きます。「KGBスパイの演技、それも素人とは思えない熱演をする検事」を演じるローチが素晴らしい(笑)

よく喋ったな。計画通りだ。  計画?  お前の任務を知り、お前と残りの仲間を無力化するためだ・・・。  あんたの敵とは?  合衆国、自由、オリンピック選手・・・。  だって、あんたグラントとボブを刑務所に入れるんだろ?  そんなことを信じてるのか。俺たちはモスクワの秘密基地で一緒に訓練されたんだぞ。俺の英語、上手いだろう?数人殺したからって、お前は俺たちに勝てない。俺たちはもっと賢いからな。(テーブルを回って近づく)お前の腕を折るのは簡単だった、首をへし折ってやればよかったな。(ロシア語で耳元に囁く)Ti glupi amerikanski durak. (馬鹿なアメリカ人め、みたいな意味らしい)。

カッター、頬骨の上を2、3針縫う犠牲をもってジョナが「自他に危険を及ぼす」と証明、投薬を勝ち取る。

マッコイもカッターのやり方をちょっとは咎めますが、"Win-win" というセリフに頷いてパスしちゃいます。なんか、このあたり昔に比べると効率いいですよね。昔ならいちいち検事長室に集まって深刻な顔で相談してたのが、検事長がカッター部屋を廊下がわりに出入りしてるのもあって、通りすがりで話が済んじゃう(笑)

月曜、嘘のようにまともになったジョナ、大陪審で自分の過去を告白し、パートナー兄弟の殺人を証言。

さて問題の「タグ」です。
"Final fundraiser. Chinese seafood restaurant, with Kosher section. Mock shrimp." 「中華のシーフード、コーシャ・セクションあり。エビは作り物」って確かに言ってました!エビ、私が聞き漏らしたんですね。吹替は「コーシャもあるぞ。エビもな」うむむ。そ、それだけだと確かに意味わかりませんね。

このあとの会話も面白かった。
ルビローサ 「ジャックが負けたら辞めて事務所を開くわ」 マッコイ 「私と一緒に、マッコイ&ルビローサ法律事務所。モットーは'どなたでも無罪に'」 「ルビローサ&マッコイよ」 

カッター、おずおずと「私も入れる?」  顔を見合わせる二人「店番に誰か残らないとな」 えっ、マッコイ&ルビローサの店番?と思いましたが、この後カッターとルビローサの視線が検事長席を向きます。おっと、店番って検事長職のことでしたか!