ラスト・エピソード


Ben Stone walks. 思ったより平静に観ました。エピソード19で燃え尽きたせいもあるし、証人殺される→辞職願がたった2シーンの対話でさくっと表現されてたせいでもあります。あと実は、この場面をずっと以前に動画サイトで見てしまったのも(笑)

印象に残ったのはこのセリフかな。証人を脅す場面。
"Anyone who dances with the devil thinks they can walk away. You can't."
悪魔と踊ってるのは誰かしら?

それからキンケイドのこの言葉。一年しかつきあってないわりに、なかなか含みがあります。
"Knowing who you are, Ben, you didn't have a choice." 

"who you are"を人格ととらえれば、 「あなた(という人)には、こうするしかなかった」。
あるいは職務と解釈して、「立場上、この選択しかなかった」とすることもできるかもしれない。
どっちがいいでしょうね。私の好みからいえば前者ですが・・・


シフとの別れのシーンでは、会話よりも、この父親代わりの人物に触れる手のほうに感情がこもっていましたね。


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わりと平気だったのは、ほかのことに気を取られてたせいもあります。きょう Q: The Winged Serpent(邦題『空の大怪獣Q』)が届いたので、L&O放送までにちょっとだけ見てたんです。動画サイトに上がってるピアノの場面でMMが弾いてるのが自作の曲 Evil Dream なんですが、そのしばらく後の逃走シーンで突然また歌声が響きます。

What do you do? What do you do to make my baby fear? Go away, evil dream...

この声がぞっとするような響きで、おもわず総毛立ちました。どう形容していいものか・・・こんな声、ほかに聴いたことがない。いや本当に、先入観抜きで。それともベン・ストーン退場のせいで自分の神経がおかしいのかな?理解するにはもうちょっとかかりそう。とりあえず今夜はこの声のせいで悪い夢(evil dream)を見ないように願うばかり。